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秋祭り
日本における神とは「自然」そして「ご先祖さま」
神の恵みとご恩に感謝して祈る それが日本の「祭」です

今年(令和元年)の秋祭り(例大祭)は、10月12日(土)~13日(日)です。どうぞお詣り下さい。

当社の秋祭りは、毎年10月第2日曜日を含む土曜・日曜の2日間に行っています。お祭りの歴史や変遷については、  亀山神社の歴史 > お祭りの歴史 をご覧下さい。

さて、「お祭」と聞いてみなさまは何を思い浮かべますか?
イカ焼きを買って食べたり、金魚すくいをしたりと、 立ち並ぶ露店での場面を思い浮かべる方が多いかも知れませんね^^ もちろんそれも祭と縁の深いものではありますが、「お祭り」とは、神社に於いて行われるすべての神事の総称です。
日本における神とは、「自然」であり「ご先祖さま」。 自然の恵みに感謝し、ご先祖様のご恩に感謝し、これからもお守りいただけるように祈ること。 これこそが日本の「」なのです。

過去の当社のお祭りの様子を2分程度のスライドショーにまとめたものです。 お祭りの雰囲気を少しでも感じて戴ければ幸いです。

秋祭り(例大祭)の主な行事

宵宮祭(前夜祭)
10月第2日曜日の前夜
18:00~19:00 宵宮祭(前夜祭) 斎行
18:00~20:30 社殿裏の演舞場にて奉納吟詠・奉納演舞
19:00~22:00 殿内にて巫女舞 奉納
22:00 巫女舞 終了
23:30 社殿を閉扉・お守りの授与所 終了
例大祭
10月第2日曜日
08:00~08:30 奉賛会ならびにヤブ・獅子の祓いの神事
10:00~10:30 例大祭 斎行
10:45~11:15 ※令和元年記念奉納
清水ヶ丘高等学校
 薙刀部 奉納演舞 (社殿内)
 吹奏楽部 奉納演奏(社殿裏演舞場)
10:30~20:00 殿内にて巫女舞奉納

13:30~14:20 やぶ、とんぼ(米俵)、獅子が境内に到着し、とんぼの奉納行事。 やぶととんぼの俵もみが行われ、祭はクライマックス
15:00~16:00 亀山神社大神輿が、ヤブの警護と道案内により町に向けて渡御
16:00~17:00 呉れんが通り商店街の御旅所に神輿をとどめて、 神幸祭 斎行
17:15~18:00 亀山神社大神輿が、 ヤブの警護と道案内により亀山神社に向けて渡御
18:00 大神輿が亀山神社に帰着
20:00 巫女舞 終了
20:00~22:00 社殿ならびに境内清掃 22:00 社殿を閉扉・お守りの授与所終了

秋祭り期間の交通規制について

当社の秋祭りは、毎年10月第2日曜日を含む土曜・日曜の2日間に行っています。 宵宮祭(前夜祭)・例大祭の両日とも、亀山神社境内・参道・呉市内中心部に、露店が建ち並びます。
それに伴って例年次に示すとおり交通規制がありますので、周辺道路ご通行の場合はご注意をお願い申し上げます。

【規制区間】
呉市本通四つ道路交差点 ~清水1丁目神社一の鳥居、カジオカLA様付近  (地図の黄色い斜線部分)

【規制日時】
 宵祭前夜祭の日(土曜日)14:00~22:00
 例大祭の日(日曜日)10:00~20:00 【規制の内容】
 一般車両前面通行止め(緊急車両は除きます) この交通規制に伴って、上記区間を通る広電バス全便の運行コースが、 宵祭、例大祭の両日ともに毎年変更されています。広電バス様の多大なるご協力に感謝申し上げます。

警察、消防、交通機関、関係各所と連携を取りながら事故のない楽しいお祭りとなるよう 努めてまいります。 交通の渋滞・混雑等ご迷惑をおかけいたしますが、呉のお祭りを次の世代に伝えていくためにも、 ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

お祭りのまめ知識

ここでは、お祭りそのものの意味や、お神輿、ヤブの役目の説明など、少々詳しく書き記します。

祭の流れ

神社神道において行われるすべての神事の総称を「祭(マツリ)」と呼びます。
「おまつり」と呼ぶと、神社の境内に露店が並んだ賑やかなお祭の事を思い浮かべる方が 多いと思いますが、それだけを指すモノではないんですね。一般に「お祭」と言われる春祭りや秋祭りは、 「春季例祭」や「秋季例祭」など「例祭」と呼ばれる祭です。
厄年に当たる人が神社にお詣りされて厄祓いをうける事は「厄祓祭」と呼びますし、 家を建てる時には「地鎮祭」と言う祭をいたします。

すべての祭は、細部での違いはありますが、
①お清めのお祓い・・・修祓
②神様に海・川・山・野で採れた魚や野菜などをお供えする・・・献饌
③神様へお願いや感謝の気持ちを伝える・・・祝詞奏上
④貴重な物をお供えする・・・玉串奉奠
玉串は榊の葉に紙を付けた物ですが、榊の葉は敷きもので、榊に付いている紙の方が神様に対するお供えです。 これは古代から中世まで布や紙が貴重品であった名残です。
⑤②でお供えしたお酒や魚や野菜などを下げて、参列者でいただきます ・・・直会
という流れです。

つまり「祭」とは、神様にごちそうを出して接待?し、 自分たちの願いや感謝の気持ちを聞いていただくこと、です。
自分たちにすごく近いところまで神様にお出ましい ただいて、願いを聞いてもらうために、 神様を心待ちに「待つ」わけです。
「待つ」こと、すなわち「まつ・り」なのです。

祭においてカミを待ち、カミにお供えしたごちそうやお酒をいただいて カミと共に賑やかな楽しい宴会(直会)をしたムラやマチの人々は、 御神酒に酔っぱらい、いよいよ酔っぱらうと中には顔面蒼白となり、 ワケ解らない事を口走る者も出てきます。(『神懸かり』とはこういう様の事かもしれません)

酒を飲んで神にささげる踊り「神楽」を舞っていれば誰でも酔いが回りますよね。ともあれ、 マツリにおいて御神酒をいただき半狂乱状態になる人は多かったかもしれません。 生活はそんなに豊かではなかったはずですから、 年に1度マツリの時だけの楽しみだったのかもしれないですね。 現在我々が使っている日本語で、「面白い(オモシロイ)」と言う言葉がありますが、

国語辞典(大辞林)によれば、
 (1)楽しい。愉快だ。
 (2)興味をそそる。興味深い。
 (3)こっけいだ。おかしい。
 (4)(多く、打ち消しの語を伴う)心にかなう。好ましい。望ましい。
 (5)景色などが明るく広々とした感じで、気分がはればれとするようだ。明るく目が覚めるようだ。
 (6)心をひかれる。趣が深い。風流だ。

とあります。「面白い」の語源はマツリにおける 「顔」= 年に1度の半狂乱、だとも言われています。

お祭りの種類

当社の秋のお祭は、よく「例大祭」と呼ばれますが、正式には「例祭」と呼びます。 「例祭」は、神社で行われるもっとも重要な祭事の一つです。
祭事には、「大祭」、「中祭」、「小祭」、「雑祭」という区別があり、 この区別によって神主が着る装束も異なり、式の流れも若干変わってきます。
漢字のイメージの通りですが、雑祭が一番簡略された祭で、小祭→中祭→大祭となるに従って式次第も複雑になり、 神主が着る装束も正式な形に変わっていきます。
大祭」のみ「正服」と呼ばれる 一番正式な装束(衣冠束帯)を着装します。 「例祭」はこの区別の中で「大祭」に区別されますので、正服を着ています。
例祭は社殿内で行うので、一般の皆様にはなかなか装束を見ていただくことができませんが、 神幸祭の折、御神輿について正服でずっと歩きますので是非ご覧下さい。

お祭りの意味

例祭が行われる時期によって、若干お祭りの意味が違ってきます。
当社の例祭の場合は、

①亀山神社の神様がこの呉の地に鎮座された事への感謝の祭
すでに焼失した古文書に
「筑紫国宇佐島より後国姫島に御遷座、人皇四十代天武天皇の御宇 白鳳八年八月十五日 巳刻に姫島より安藝国栃原村甲手山に天降り給ひ、 後、 人皇四十二代文武天皇の御宇、大宝三癸卯年(703年) 八月十五日、 呉宮原村字亀山(素は入船山と称せしも御遷座の時亀山と名付く)の地に鎮座せり」
とありまして、旧暦8月15日を今の暦にすると だいたい9月下旬から10月中旬になります。
従って10月第2日曜日に行う当社の例祭は、 現代風に言ってみれば会社の創業記念日の式典を行うようなものですね。

②米の豊作への感謝の祭
明治以前の呉町は本来宮原村で、「藝藩通史」には
「宮原村の民十の中八は農にしてその餘は魚商なり。」
とあり、農作物豊作に対する感謝の祭という意味も大きかったようです。 例祭の神事では我々神職が神に祝詞(のりと)を奏上しますが、 祝詞は神に対する地域住民(氏子)の気持ちであり、神職は氏子と神の間を取りもつ仲取りもちとなります。 氏子の気持ちを代弁し神に直接お伝えするのが、神主の役目です。
の2つの意味をもちます。

この他に、春に行われる場合は豊作を願う意味が濃かったり、 夏のお祭りは疫病退散などの意味が有る場合が多いですね。

なぜお神輿を出すのか

普段、神は神社の本殿にお鎮まりになっていて、地域の人々(氏子)が神様がいらっしゃる神社へお詣りに行きます。 しかし氏子の「自分たちの生活の場を実際に神に見ていただきたい」という願いから、 神様に御神輿のお乗りいただき、氏子の住んでいるマチやムラまでお出ましいただくのが、 神幸です。

現在の亀山神社御神輿の神幸の順路は、
例祭日午後3時、神社を出発し、四つ道路から本通を通り、中通りの銀座パーキング(銀座デパート跡地) 前にて神幸祭、れんが通りを通り抜けて四つ道路から神社に帰るというコースをとっております。

町中にしめ縄をはり、白い紙(御幣)を下げていますが、
あれは「日常なるもの=ケ」と「非日常なるもの=ハレ」との境界を表すものです。
神が乗った御神輿に通って頂けるように、その地域の住民が力を合わせて掃除して清め 住民皆でしめ縄をはります。つまり町に張ってあるしめ縄は、その地域住民の
「この場所は我々で掃き清めましたので、是非御神輿に乗って神様にはこの地区に来て欲しい。 そして自分たちの実際の生活を見て欲しい
という願いが込められたものと言えるでしょう。

鬼の面を被った「やぶ」の存在

ヤブは呉地方独特の存在です。神職の勉強する際の教科書にも載っておりません。 教科書に載っている中でヤブと似ているのが、天狗の面をかぶった「猿田彦」という役です。 猿田彦は神話の中にも出てくる神様で、道案内の神様です。

ヤブの役目は、「神様の警護」 「神様の道案内」の二つです。
そう言った役目を担うヤブですから、例祭当日の朝には、必ず清めの祓えの為神社に詣ります。 例大祭の当日、午後2時頃には、神に奉納する新米を乗せた俵みこし(通称「とんぼ」)に付いて、 囃子とヤブが宮入りしてきます。 ヤブは神に奉納する大事な米を守る為に、道中とんぼについて警護します。
ヤブととんぼがもみ合い氏子からの奉納を邪魔しているようにも見えますが、そうではありません。 これは
①変な米を奉納させないように検閲?している
②籾殻の付いた米ですから、しっかりもんで殻をとり美味しいお米にしてから社殿に入れる
為であると言われています。
また、宮入後は、神社から出る神様の乗った御神輿について歩き、神様を守ります
御神輿の通り道に邪魔が入る事を防ぎ、進路をふさぐ者や御神輿を2階から見下ろす者がいれば、 ヤブは持っている竹の棒で威嚇し、神様の進路を確保します。

ヤブの役目は、「神様の警護」 「神様の道案内」の二つです。
そう言った役目を担うヤブですから、例祭当日の朝には、必ず清めの祓えの為神社に詣ります。 例大祭の当日、午後2時頃には、神に奉納する新米を乗せた俵みこし(通称「とんぼ」)に付いて、 囃子とヤブが宮入りしてきます。 ヤブは神に奉納する大事な米を守る為に、道中とんぼについて警護します。
ヤブととんぼがもみ合い氏子からの奉納を邪魔しているようにも見えますが、そうではありません。 これは
①変な米を奉納させないように検閲?している
②籾殻の付いた米ですから、しっかりもんで殻をとり美味しいお米にしてから社殿に入れる
為であると言われています。
また、宮入後は、神社から出る神様の乗った御神輿について歩き、神様を守ります
御神輿の通り道に邪魔が入る事を防ぎ、進路をふさぐ者や御神輿を2階から見下ろす者がいれば、 ヤブは持っている竹の棒で威嚇し、神様の進路を確保します。

現実的な事を少々書き加えますと、
写真を見ていただいてもヤブの面をかぶると、ほとんど前が見えません。面に空いている目の穴 (すごく小さいのと、かぶる人の目の位置に合わない)と、 少しだけ開いている口の穴から、かろうじて見えるだけです。
さらに背中には重たい荒縄を背負っている為に、ヤブが一人(一匹)だけで動き回る事は大変な事なんですね。
そこでヤブには白装束にさらしを巻いた介添えの者がついています。背中の荒縄を支えていたり、
ヤブに指示を出したりしていますので、お祭の時に見てみて下さい。
そんな理由で、ヤブの近くに出て行くとけっこう危ないです。特に、御神輿の通り道にかかる場合は、 手に持っている孟宗竹で威嚇したり、押し込んだりして御神輿の通路を確保しようとしますので、ご注意下さい。
マスコミでもよく取り上げられるような、大きな山車を出す有名なお祭でも、 地元の住民が力を合わせて行う地域のお祭でも、大事な事は「カミに対して、マチやムラの人々が感謝する」 と言う気持ちが根底にある事です。神の恵み、自然の恵みに対する感謝の気持ちを忘れてしまった時に、 祭は、マツ・リではなく、単なるイベントになり下がってしまいます。
イベント化してしまいがちな昨今の祭ですが、このページが祭を理解して頂く一助になるといいなと思っております。

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