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いろいろな出張祭典
自然への感謝 自然との調和
降神 そしてそこは祭場となる

この日本という国土において、自然はときに豊かな恵みをもたらし、ときに荒れ狂い甚大な災害を起こします。 この人智を越えた禍福を併せ持つ「自然」に対して、 畏敬の念を持って神と崇めてきました。

出張祭典では、そういった自然の様々な神々を祭壇に立てた神籬(ひもろぎ)と呼ばれる榊の木に 臨時にお招きして、神事を執り進めます。
出張祭典の受付時間は、原則として午前9時~午後4時で予約をお受け致しますが、 ご事情により受付時間外をご希望の場合はご相談下さい。
ここでは以下に代表的な出張祭典についてご説明致しますが、 ここに記載された以外の出張祭典もございますので、 祭典内容についても遠慮無くご相談下さい。


建築工事に関わる祭

家を建てる、家を解体する、道路をつくる等々、工事の際には必ず大地を掘り返したり、 山を崩したりと自然のものに対して、人間が人工的な手を加えます。

自然そのものを神とみてきた日本において、「自然」に対して人が手を加えるとき、 神にご報告をして無事に工事が進むように祈ってきました。 その自然への畏敬の気持ちは、科学が発達した現在でも変わりません。

解体清祓

ご自宅や倉庫、マンションやビルを取り壊すことになったときに、 その工事に入る前に行うのが解体清祓です。
長年にわたり生活や業務を行った建物に感謝して、家の神様にご報告と建物の解体ではありませんが、似たような形ですと、 愛着のこもったお庭の木々を伐採する事になった場合の、 樹木伐採清祓というのもあります。

その建物に鎮まっていらっしゃる神様や、其の土地の神様、木の神様などの神々に、
「家を取り壊し、土地を掘り返す。木を伐採する」
等々をご報告し、その工事の安全や その工事によって災いが家に降り懸からないように、といった事をお願いします。

井戸祓い

家の解体の途中や、解体が終わったときに、また地鎮祭を終えて家を建て始めた後などに 敷地から井戸が出てくる場合があります。 現在は水道が整備されていますので、井戸は埋めてしまう場合が多いですね。 そういったときに、井戸祓いを行ってから井戸を埋めます

適度に(この「適度に」というのが重要ですね)降った雨が、 緑豊かな山々に蓄えられ、土の力が雨水を飲める水に浄化する。 本当に自然の力には驚かされますね
その地下水脈にむけて人間が勝手に穴を掘り、浄化された貴重な水を 我々人間の都合でちょっと拝借する為のものが、「井戸」というわけですね。

それまで勝手に拝借させていただいていた、自然の恵みである貴重な地下水を、 必要でなくなったから人工的に埋めてしまうのです。 そこで、井戸の神様に今まで自然の恵みの貴重な水を頂いてきたことに対する感謝と、 その井戸を埋めてしまうことのご報告をするのが井戸清祓です。
井戸の中には御神札や榊などを鎮めます。
工事の途中に井戸が出てきた場合、 工事が進められないので、午前中に依頼の電話を受けて、 その日の午後井戸祓いを行うこともあります。
お急ぎの際は電話にてご相談下さい

地鎮祭

家を建て始める前に行います。
其の土地の神様に、 「新たに家を建てる」事をご報告し、 工事の安全を祈願するのが地鎮祭です。

前述の解体清祓や井戸祓と異なり、現在でもほぼ必ず行われる祭りです。 建て売り住宅などでも(施工業者に依りますが)ほぼ行われていると考えられて良いと思います。(多分・・・)
施工業者の方にご相談されれば、予約などスムーズに行うことが可能です。

地鎮祭は、まったく縁もゆかりもない知らない神社の神職によって地鎮祭を行うことは 本義ではありませんので、。 施工業者の方にどこの神社から地鎮祭に来るのかと確認されてみると良いと思います。
少なくとも、家を建てるその土地に縁のある地元の神社か、 ご家族(施主様)がお詣りをしたことのある縁のある神社の神職によって執り行われる事が本義です。 どうしてもそういった神社がない場合や、縁のある神社が神職が常駐しない神社で日程が調整しにくい、 と言った場合は施工業者様にお任せされたらよいでしょう。

上棟祭

文字通り、家の棟上げの時のお祭です。
御幣の付いた弊串や、扇子やオカメの付いた上棟飾りを、大工棟梁の手により棟柱に取り付けます。
最近では、その現場に神職が出向き上棟祭を行う形は少なくなってきました。 かわりに、施主や棟梁が揃って、もしくはどちらかが神社にお詣りされ、 神社社殿にて上棟祭を行う形が増えております。 その場合、上棟飾りは準備してお持ち下さい。無しでも結構です)
祭典の後、当社宮司名入りの棟札と、お持ちになった上棟飾りをお祓いしてお返し致します。

竣工祭

文字通り、建物が完成して、その建物の竣工の時のお祭です。
個人宅の場合は、竣工祭という形で行う事は少なく、荷物を入れる前に(場合によって入れた後) すべてのお部屋と、庭やベランダといった、入居する家族が生活をする場所すべてをお祓いする 家祓という形で行う事が一般的ですね。
祭の意味としてはほぼ同じなのですが、竣工祭の場合は、 テープカットをしたり、設備竣工の際には起動式をおこなったりも致します。
色々な人が出入りする場所や建物、例えば病院や美術館、オフィスビルなどが完成した折りには、 竣工祭を行う場合が多いようですね。
同じビルの形をした建物でも、マンションの場合は、当社の場合は竣工祭の依頼を受けることは少なく、 個人宅と同様に、それぞれのご家族が入居される際に、 荷物を入れる前に部屋をお祓いする「家祓」という形で行う事が一般的です。

改築工事安全祈願祭

文字通り、家の改築工事を行うときのお祭です。
少し大がかりな改築工事を行う場合や、お風呂やトイレ、キッチンといった水回りの工事を行うとき、 庭の木を切って駐車場にするとき、永年住み慣れた居間を全面改装するとき等々、 様々な場面で改築工事の安全祈願を行います。

会社や工場内での出張祭典

神棚入魂祭

会社・個人を問わず、神棚を新しく調えた時にまず神棚を清めてからお札をお祀りします。
神棚入魂だけで出張祭典に伺う事は少なく、ほとんどの場合、新築・改築・中古物件購入などによる 入居時や、会社事務所や工場、お店などを新しく開所する時に、 家祓や竣工祭、事務所開きなどの神事と合わせて行います。

事務所開き清祓い

新築工事又は改装工事などが終わり、荷物を入れる前の状態の時に行います。 新たに営みを始める事務所に神主が出向き、事務所の中に祭壇を組みお供え物を供えて神事を執り行います。
事務所の構造や部屋数にも依りますが、 事務所内のすべての部屋・水廻り・火の廻りをお祓いしてまわります。 神棚を事前に準備されている場合は、神棚入魂式も一緒に行います。

新機械導入祓い

工場などで新しい機械を導入したときに行うお祓いです。 新機械の設置された場所の近くに祭壇を組み、お供え物を供えて神事を執り行います。 機械の種類にもよりますが、機械をお祓いした後に新機械の駆動初めをおこない、新機械の安全運行を お祈りするものです。

創業記念祭

文字通り、会社の創業記念日ころに会社に神職が出向いて、神棚もしくは社内に祭壇を組んで神事をおこないます。 創業○周年を迎えられることの感謝と、今後の安全と繁栄を願う祭です。

初午祭

初午祭は稲荷神社のお祭りで、2月最初の午の日におこないます。商売繁盛の神様と崇められる稲荷神社をお祀りする 会社は多く、社内神社や神棚の前で神職が神事を執り行います。

鎮火祭

火は、寒い冬には暖がとれ、暗い夜には灯りとなり、食事の調理には欠かせないものです。 一方で、扱いを誤って火傷を負ったり、山や家を焼き尽くす火事は人の財産だけでなく命までも奪ってしまいます。 そんな禍福両面のすさまじい力を併せ持つ「火」の恵みに感謝して、今後も 荒れ狂うことのないように祈るのがこの鎮火祭です。
溶鉱炉を持つ工場や毎日調理をする料理屋さん等でおこなわれることが多いお祀りです。

ご家庭での出張祭典

家祓

新しい家やマンションに住む
中古で家やマンションを購入した
家に新しく神棚をお祀りする
等々の際に、其の建物にいらっしゃる神様や、 其の土地の神様などにご挨拶をいたします。

新たに住む家やマンションに神職が出向き、家の中に祭壇を組みお供え物を供えて神事を執り行います。
家のすべての部屋・水廻り・火の廻りをお祓いしてまわります。 神棚を事前に準備されている場合は、神棚の入魂式も一緒に行います。

出張祭典の申し込みの詳細はこちらをクリック、 玉串料など費用についてはこちらをクリックして下さい。

神棚入魂祭

会社・個人を問わず、神棚を新しく調えた時にまず神棚を清めてからお札をお祀りします。
神棚入魂だけで出張祭典に伺う事は少なく、ほとんどの場合、新築・改築・中古物件購入などによる 入居時や、会社事務所や工場、お店などを新しく開所する時に、 家祓や竣工祭、事務所開きなどの神事と合わせて行います。

庭木伐採祓い

文字通りお庭の木を伐採するときに、伐採する木の前に祭壇を組んで神事をおこないます。 暑い時は木陰で涼んだり、木にとまった虫取りをしたりと、思い出も多いことでしょう。 また、私たち人間が吐き出す二酸化炭素を吸って酸素を吐き出してくれる奇跡の力を持っています。 木の神様に感謝をして伐採することとなったご報告をして、伐採されると良いですよ。

事故のお清め

家祓

上にしめした家祓と行うことは同じです。こちらは、家の中で事故があったり、悪い事が起こったときに、 神主が家に出向いて祭壇を組み神事を行います。
事故の現場のお清めをして、お神札をお祀りします。

事務所祓い

上にしめした事務所開き清祓と行うことは同じです。 こちらは、事務所で事故があったり、悪い事が起こったときに、 神主が家に出向いて祭壇を組み神事を行います。
事故の現場のお清めをして、お神札をお祀りします。

事故現場清祓

家やマンション、賃貸アパート、ホテル、工場内、港、プール等々、様々な場所で、 文字通り事故現場に祭壇を組んでお清めのお祓いを行います。

冠婚葬祭

結婚式

結婚式場やホテルの神殿で結婚式の神事を行う場合に、当社神職が式場やホテルに出向き結婚式の神事を斎行致します。
呉市内にも沢山ホテルや結婚式場がありますが、当社からは、 呉駅前の呉阪急ホテルへ出張しております。
呉阪急ホテルの神殿は、当社御祭神 亀山大神を正式に分霊した唯一のホテル神殿ですので、 当社御社殿での挙式と同様に、安心して挙式いただけます。

ホテルでの結婚式も、式の内容は神社で行う結婚式と同じ内容です。 式の内容については、『神社でお詣り』に掲載している 当社社殿での神前結婚式のページをご覧下さい。
結婚式玉串料は、ホテルへの支払いの中に含まれたり、神社に直接御供え頂いたりと、 ホテルによって様々ですので、各ホテルへご確認下さい。

神葬祭

仏教によるお葬式が一般的ですが、神社神道でもお葬式(神葬祭と言います)を行います。

家の宗派が神道の場合は、葬儀は神葬祭を執り行い、法事は下に記した御霊祭(年祭)にて行います。 現在の宗派が神道ではない場合や、家の宗派が判らない場合で、 葬儀を神道にてご希望の場合は当社までご相談下さい。

神道では亡くなった方はすべて神様となると考え、・・・命(みこと)となります。 霊爾(位牌のようなもの)に故人の魂を移す遷霊祭、 お通夜にあたる通夜祭、 葬儀にあたる葬場祭、火葬祭等々行います。
また、初七日にあたる十日祭、四十九日にあたる五十日祭…、 と仏教での法要とほぼ同様に祭が続きます。

神葬祭に於いては、仏教と違って焼香はせず、 参列者全員が玉串を奉奠します。
此の時、通常の神社でのお詣りとは違い、 忍び手といって、 音を出さずに手を叩きます。
また、参列する際にお供えする包みは香典ではなく、亡くなった方(神様) に対するお供えとして「玉串料」となります。包みの表書きにご注意下さい。

御霊祭(年祭)

仏教の法事に当たる祭がこの御霊祭(年祭)です。
初七日にあたる十日祭、四十九日にあたる祭を五十日祭と言います。 亡くなってから十日ごと、百日ごとに御霊祭を行うのが本義ですが、仏教の法要と同様に 最近は葬儀当日に十日祭(仏教は初七日)を済ませ、次は五十日祭(四十九日)を行うことが多くなりました。

亡くなった一年後に一年祭、その後は毎年命日頃に命日祭を行います。 また、大きな節目として三年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭と続き、 節目の年祭には家族だけではなく親族が集まって祭を行います。 五十年祭で「祭りあげ」と言う大きな区切りとなり、故人一人としての年祭はこれで終了する家が多いようです。

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